「木のように立つ」心とからだを整える最初の一歩
―ヨガ×漢方×アーユルヴェーダ×インド占星術で紡ぐロハスな暮らし―
はじめまして。
このブログでは、ただのポーズではない、生き方としてのヨガをテーマに、東洋とインドの叡智を融合させたライフスタイルを提案していきます。
その第一歩として、今日は「木のポーズ(ヴリクシャーサナ)」をご紹介します。
▲木のポーズとは
両足で立つのではなく、一本の軸で大地に根を張るように立つポーズ。
外側の揺れに対して、内なる静けさを育てるアーサナです。
グラウンディングとバランス、そして「いまここ」に戻る感覚を呼び起こします。
漢方的視点:木は「肝」そのもの
漢方では「木=肝」の象徴。
肝は気(エネルギー)の流れを調整し、感情を安定させる重要な臓です。
春は肝の季節。肝が乱れると、イライラ、決断力の低下、眠りの質が悪くなることも。
木のポーズで体幹とバランス感覚を鍛えることで、肝気の巡りを良くし、自律神経の調整やストレス解消に。
◾️食養生ポイント◾️
酸味(梅干し、黒酢、山査子)で肝をゆるめる
・青菜や香味野菜で気の巡りを促進
⚫︎アーユルヴェーダの視点:ドーシャを整える軸としての木
このポーズは特に**ヴァータ(風のエネルギー)**を鎮め、安定感を与えるのに最適です。
ヴァータが乱れると、落ち着かない、不安、集中力低下が起こりがち。
木のポーズを**深い呼吸とともに行うことで、アーナンダ(内なる至福)**を思い出すことができる。
そして、体と心に「今ここ」という根を下ろしてくれます。
◾️セルフケア
・足の裏に温かいオイル(セサミオイル)を塗布
・木の香り(ヒノキやサンダルウッド)で香りのグラウンディング
★インド占星術の視点:土星(シャニ)と木のポーズ
木のポーズは、「忍耐」「時間」「安定」を司る土星のエネルギーと深くつながっています。
土星は、試練を通して魂を磨く星。
ぐらつきながらも、毎日同じ場所に立ち、呼吸し、微細な変化を感じること。
それこそが、…シャニ的な魂の筋トレ…です。
もしあなたのホロスコープに土星の影響が強く出ていたら、このポーズを日課にすることで、カルマの昇華にもつながります。
⚫︎ロハス(LOHAS)精神で暮らす
ロハス=Lifestyles of Health and Sustainability
単なる健康やエコ志向ではなく、**地球と調和した「私らしい暮らし方」**を選ぶ生き方。
木のポーズを毎朝することは、
?地球の重力を感じる
?体の内側の声に耳を傾ける
?静かな心で1日を始める
そんな、日々の「小さな革命」です。
✨まとめ
木のポーズは、内なる調和と自然との共鳴のシンボル。
漢方で「気」を巡らせ、アーユルヴェーダで「ドーシャ」を整え、インド占星術で「魂の課題」に気づく。
そして、ただ立つというこの行為が、深い癒しとなります?
今月の朝ヨガ募集しています★お気軽にお声掛けください