どうも!マジシャンのSHOTAです!
今回は、私がマジックを始めたキッカケPart3です!
Part1と2を見てないよって方は、まずそちらを見ていただけると嬉しいです!
さて、すっかりマジックに対して天狗になってしまった中学二年生の私。
プロのマジシャンに私が天才だと認めさせるため、銀座にある博品館に赴きます。
というのも、大きな玩具屋さんであれば、マジックを実演販売している方がいると思ったからです。
早速マジックが売っているフロアに向かいます。
果たして実演販売員はいるのか......
「いたーーーっ!」
金髪でメガネをかけたその姿は、いままで出会ったことのないタイプの人間だと、
中学二年生の私にもすぐに分かりました。
ドキドキよりも好奇心の優っている私に怖いものはありません。
他にマジックコーナーに向かうお客さんがいない事を確認し、早速突撃します!!
猪突猛進です。
「こんにちは!」
突然声をかけられたにも関わらず、そのマジシャンは元気よく
「こんにちは!」
と返してくれました!!
早速本題を切り出します。
「僕もマジックをやっているんですけど、お兄さん何か見せてもらえませんか?」
挑戦的です(笑)それもそうです。当時の私は自分を天才だと認めてもらいたい気持ちはもちろん、
認めさせるマジシャンの方の実力も知っておく必要があるからですw(←本当に何を考えていたんだかw)
「いいですよ!」
と返事をしてくれるマジシャンの方。自前のスピーカーから用意したBGMが流れ出し、マジックがスタートしました。
正直に言います。
マジックが始まった直後から、自分が
【ここに来た理由を完全に忘れてしまった】のです。
目と口は開きっぱなしです。声にならない声が出ます「......えあぁえっ!?」
自分が知っているテクニックや知識では到底追い付けない鮮やかで素晴らし過ぎる技術と演技。
次々と周りに他のお客さんも集まり、本格的なマジックショーとして実演は終了しました。
「や、やべぇぇぇぇぇぇっ!!!」
これがプロ......これがマジシャンか!!
そこにはもう、自分の実力を見せつけにきた中学二年生の姿はありませんでした。
「教えて下さい!!マジック!!
どうやったらお兄さんみたいになれますか!?」
そこから、私のプロマジシャンへの道が始まったのです(笑)
この後私がどのようにプロになったかは、また別のブログで書きたいと思います!!
ちなみにそのマジシャンの方は「吉田一平」さんというマジシャンの方で、
未だにマジシャンの集まりで名前を出すと「素晴らしい人だよね!!」と言われているような方です。
始めて出逢えたマジシャンの方が、そんなに素晴らしいマジシャンだったなんて、私は本当にラッキーです!